活動事例紹介 ~アート展示からまちづくりまで~


① 下町芸術祭出展

2015年の10月に新長田一帯の施設や屋外スペースを活用してアートイベントを開催しました。

弊団体は、活動拠点である角野邸で、アーティストインレジデンスを導入した現代アートの展示をおこないました。参加はメイン作家として弊団体で活動する村上文子と梶山美祈の2人。そのほかにも数名のアーティスト作品と地元での活動団体と共同で出展しました。弊団体は展示の企画のみならず、会場の運営管理やボランティアスタッフの管理などもおこない、企画全体へのサポートもおこないました。

 

出展作家:村上文子、梶山美祈、谷之上知紗、佐々木優、片山公房 ※エキシビジョンプランとしての参加

スタッフ:前川紗智子、広瀬とき、塚由、高知悠里 ※アートサポートプランとしての参加

 

期間:2015年10月31日から2週間

 

http://www.shinnagata-artcommons.com/

 

左:村上文子氏 作品展示風景 右:梶山美祈氏 作品展示風景

展示会DM


②神戸アートマルシェ 出展参加

毎年秋に神戸メリケンパークオリエンタルホテルにて開催されるホテルアートフェア「神戸アートマルシェ」への展示企画・運営スタッフ業務を行いました。

展示企画としては、オリエンタルホテル開業20周年記念アニバーサリーとしての企画展を開催し、アートマルシェとの連動を試みました。

展示の全体企画はアーティストの梶山美祈氏が担当し、好評につきその半年後に再度企画を実行することになりました。また、神戸アートマルシェ開催期間中には会場運営スタッフとして芸法のメンバーも参加しました。

 

出展作家:梶山美祈、村上文子、佐々木優、中元俊介、松井コーヘー 他 ※エキシビジョンプランとして

スタッフ参加:前川紗智子、広瀬とき、高知悠里、塚由、田口順平、マンタニコウイチ ほか

 

 

展示DM


③駒ヶ林地区 まちなか防災空地整備事業

駒ケ林2丁目の自治会跡地をまちなか防災空地という制度によってリニューアルしました。

阪神淡路大震災以降空地となっていた駒ヶ林町2丁目の跡地を整備し、その上に弊団体の提案として「黒板塗装」を施しました。

黒板塗装を施した面はチョークで絵を描いたり掲示板として字を書いたりすることが可能になります。また地域の課題である防災防犯への対策でもあり、非常時にはこちらに一時避難もできるようになります。

黒板塗装の意匠は「額装」をモチーフにしており、コミュニケーションしているさまそのものがアートとしての見立てになります。※現代アートのジャンルであるコミュニケーションアート、インタラクティブアートなど

弊団体は今回の企画の立案と制作・ワークショップなどを行いました。
参加団体:福祉事業型専攻科エコール神戸、兵庫高校未来創造科、駒ケ林地域住民、有限会社スタヂオカタリスト

主催:日本建築学会子ども教育支援建築会議

後援:神戸市

協力:駒ヶ林まちづくり協議会

着工前

着工後 2014年9月16日 現在


④地域住民参加型壁画制作

JR新長田駅前にある地下駐輪場は、近年の住民アンケート調査では、「地下は『暗い』『怖い』イメージがあるため利用しない」という意見を受けていました。そのイメージを一新するために、地域住民参加型での壁画の制作をおこないました。アーティストが図案を作成し、ワークショップ制作するまでのフレームとなる下地制作などを数人のアーティストで協働しながら作成しました。アーティスト同士で協働することでチームワークや協調性を培うことができ、またワークショップの講師指導でレクチャーとしての能力育成にもなります。

 

【作品テーマ】町に色づく花々の旋律

色づく花々は長田の地域住民。旋律は協働し合うこと共鳴しあうこと。※旋律は音楽的にまとまりをもった一連の楽音の継時的つながり、または運動と規定

【構成要素】模様:モザイクタイル+モチーフ:植物(ツタや花)車輪(種子)

モザイクタイルは下町のイメージ。人と自然が調和する暮らしを連想。また、元の下地(タイル地)のグリッドを生かしたデザインに。

作品制作の一部は、地域住民参加型でおこないます。アーティストが単独で制作するだけではなく、地域住民の意思や主張を反映した作品を共同で制作します。

そのことが地下駐輪場への愛着や親近感につながります。駐輪場のパブリックイメージのポジティブな向上になり、しいてはそのことが利用率の向上にもつながります。

 

 

駐輪場 実施前(2015年8月)

ワークショップ実施時

ワークショップ作品完成後(花部分)

入り口付近塗装後(ツタ部分)