弊団体では、アーティスト支援として様々な有識者からアーティストへの助言をいただいています。


■向井修二 MUKAI Shuji 1940–

 

具体美術協会の創立会員たちよりも一世代若い「第二世代」に属し、この世代の代表格として松谷武判前川強とともに名前のイニシャルから「3M」と呼ばれました。「具体」では、リーダーの吉原から「一見クールに見えながら猛烈なエネルギーを内在する」と評された、意味不明の記号群による作品を手掛けました。1961年(昭和36)の第10回具体美術展で、部屋中を記号で埋め尽くし、自分自身も全身記号づくめで作品の一部と化した《記号の部屋》を出品して注目されています。同じ1961年(昭和36)に制作された《無題》は、オブジェを付した画面の表面を、長方形、三角形などの記号群がうねりを成して広がり、その上には激しい筆のストロークも加えられています。記号と非記号的なもの、平面と立体など、様々な要素が混ざり合って、独特の迫力が生まれています。1962年(昭和37)にイタリアのトリノ市近代美術館で開催された「ストラクチュアとスタイル」展の出品作。

 

1940年(昭和15)、神戸市に生まれる。大阪美術学校(現・大阪美術専門学校)で学ぶ。1959年(昭和34)、西宮市美術協会で元永定正と出会い、同年の第8回具体美術展に出品。1961年(昭和36)、具体美術協会の会員となる(解散まで在籍)。同年の第10回具体美術展で《記号の部屋》を出品。1963年(昭和38年)、グタイピナコテカで初個展。1965年(昭和40)にサンフランシスコ美術館で開催され、1967年(昭和42)まで全米を巡回した「日本の新しい絵画と彫刻」展に出品。

 

【主なアドバイス実績】

・アーティストの作家性や作品製へのアドバイスと定期的な交流会 ・向井修二さんの作品制作現場の体験 

・兵庫県立美術館での安藤忠雄さんとのコラボレーション企画での制作スタッフ

制作風景


野 史和(まちづくりアドバイザー・有限会社スタヂオカタリスト・一級建築士)

【主なアドバイス実績】

・アーティスト作品制作への構造などへの技術的な指導や助言